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『アベコベのリスク』~安倍政権の大罪~④

アンダーコントロールではなかった福島原発!
もちろんあの3・11からいまも…

◆メディアの沈黙と戦前の大本営発表

戦前の日本には大本営発表というものがあった。帝国陸海軍の行け行けドンドンの無謀な計画を担いで、大宣伝したのは日本の当時の新聞である。

しかし、戦後68年経ってそれに近い状態がこのオリンピック誘致のオールジャパン体制だったのかもしれない。しかし、汚染水問題はコントロールされていないという現実が9月になってはっきりしてきた。安倍首相の安全世界宣言は嘘になる可能性も出てきた。日本全体がひとつになって対策を報じなければならない時でもある。

どうするかは別にして、福島原発の収束にオールジャパンで全力で立ち向かわねばならない時にきている。時間はおそらくないだろう。フクイチの安全収束は簡単では無い。次善の策でも、どんな形でもいいから、とにかく原発を冷温停止に向けて動かさなければならない。

しかし、それにしてもマスコミの反応が鈍い。テレビだけもなく、新聞でもいまは口を閉ざす状況が続いている(一部を除いて)。「ジャーナリストの良心はどこにあるのか」と問うた筑紫哲也さんだったら「いまなんて語るだろう」と多くの人から問われる。1人残された弟子として「日本のメディアは死んだ」と言いたい気持ちにもなるが、それを言ったら…。いまこそ良い意味でのオールジャパンで福島原発収束の対策に入らなければならない。

◆日経新聞2013年9月17日の記事

提灯記事が多いと言われてきた日経新聞は、いつも大きな見出しで脱デフレ、さらにアベノミクスを高く評価する記事が載っていた。

しかし、この日の記事は切れ味が鋭いという感じがした。かなり長く引用するがご理解をいただきたい。
「8月2日にはタンクから300トンの汚染水漏れが発覚。原子力規制委員会は翌日、国際原子力事象評価尺度の評価を【レベル1(逸脱)】から【レベル3(重大な異常事象)】にあげる方針を示し、海外メディアは【2011年の津波による炉心溶融以来、最悪の危機】 (英国放送協会)と報じた。間近に迫った20年夏季五輪の招致レースで、東京が土壇場で足をすくわれかねなかった」とある。

さらにこの日経の記事は「その日の朝、経産省から政府の意向が伝わっていた。【五輪が決まるまで、とにかく事を起こさないでほしい】。」汚染水、停電を始め、あらゆるトラブルは御法度。“戒厳令”に東電は震えた。このような状況が8月末から9月にかけて東京電力と政府の間でキャッチボールが行われていたことが記されている。このように証言がされて日本が東京オリンピックにいろんな形で動いているということが示された。そしてさらに「9月3日。政府は大急ぎで汚染水対策をまとめ、遮水壁などに約470億円を投じると決定。タンクの点検漏れなど東電の当事者能力が疑われる事態が相次ぐなか、首相の安倍晋三(58歳)は「東電任せにせず政府が前面に立つ」と言明した。ようやく重い腰を上げた政府。だが実は2年前も同じ議論をしていた」とこのように記されている、さらに結論部分に入る。(「特別プロジェクトについて国が支援する場合の論点」。11年5月19日付の政府・東電統合対策本部の内部資料。遮水壁建設に国費を投じる場合、財務省の説得と国会での説明が必要)とある。当時、首相補佐官として計画を主導した衆院議員の馬淵澄夫(53歳)は「財政支出に菅直人首相も同意していた」とある。
「政府・東電は遮水壁の基本仕様や設置場所も決めていたが、具体策の発表は見送った。 『詳細な計画を出すと市場から債務超過と見られかねない』会長の勝俣恒久(73歳)らが経産省の海江田万里(64歳)に泣きついた。当時は政府が東電を資金援助する枠組みもなく、海江田は『原子炉の冷却と被災者の賠償が最優先だった。東電の破綻はダメだった』と話す。副社長の武藤栄(63歳)は『遅滞なくやります』と約束したというが、馬淵が退くと計画はうやむやに。『国費による遮水壁建設』はそれから2年、日の目を見なかった。」

ぞっとする内容の記事であるが、しかしさらにその翌日朝日新聞の一面に次のような記事が載っていた。

◆2013年9月18日、朝刊朝日新聞、前日の日経のほぼ後追い記事だ。大きな見出しで一面「遮水壁、2年前見送り」

これも少し長くなるが記事を引用する。「事故当時、経済産業相だった海江田万里・民主党代表と菅内閣で原発事故担当の首相補佐官を務めた馬淵澄夫民主党衆議院議員が朝日新聞の取材に証言した。

馬淵氏は早くから汚染水対策の必要性に着目。事故から約2か月後の11年5月、地下水が原子炉建屋に入って汚染され、外部に漏れることを防ぐため、建屋の地下を囲う鋼鉄製の遮水壁の設置を盛り込んだ報告書をまとめた。しかし東京電力は6月、遮水壁建設に約1千億円の費用がかかると試算。その前後に東電首脳が『設置費用の1千億円を債務に計上すれば、市場から破綻の心配がある会社だとみられる。6月末にも株主総会もある』などとして、海江田氏に記者発表で『着工時期や費用は不明』と説明するよう求めたという」

菅政権は当時、事故の全責任は東電にあるとの考え方に立っており、国費投入の決断には至らず、最終的に海江田氏が「東電が破綻すると、避難者の損害賠償や現場作業員の給料が滞ると判断」と記されている。東電側が1千億円の遮水壁費用を出せば破綻をして、避難をしている人の生活保証もできないというこの記事である。東電という会社よりでものを言う、人の命の問題を考えていない当時の菅直人民主党政権である。海江田元民主党代表は当時の経済産業大臣である。馬淵自身はその後内閣補佐官を解任され、大臣への横滑りを言われたが、彼はそれを蹴って下野した。この2つの記事から、当時の事実経緯がほぼ確認できるといえるだろう。このことを考えていくとなんとも言えないが、朝日新聞の2013年9月25日の記事では、東電は6月28日に株式総会を予定していたと記され、「その直前の6月14日の発表前日にこれらのことを公表することは大変だと考えていた」と記されている。そして2011年6月27日の株主総会は無事に終わった。こんなことでよいのか。人の命より東電の延命が大事なのか。確実に当時の日本のリーダーは大きな間違いをしている。民主党の責任は大きい。

◆福島はあの日からコントロールされていなかったのか!

福島第1原発の現状について、いくつかの記事を追いかけてみた。

2013年7月24日の東京新聞。ここでは「3号機付近で562ミリシーベルトの汚染」、18日は「湯気がたちのぼっている」という記事。雨水が格納容器の蓋にあたって蒸発したという東電の発表。そして床に4780ミリシーベルトの汚染水。参院選の翌日の報道で参院選挙が終わってから公表という絶妙のタイミング、というかあべこべの報道でもある。東電の発表は時間を遅らせるためのものだったのか。

2012年2月23日、2号機で94.9℃まで温度が高まっていた。東電は温度計が壊れていて燃料棒の位置を正確に読み取ることができなかったと言っている。65㎝の厚さのコンクリートを通してメルトスルーが起きていたのか。キリがないがこういうような記事がいくつも出てきていた。

◆日本の原子炉は軽水炉の様式

炉心に水をかける、その事で温度を下げるという。炉心を冷やすためには水を掛け続けなければならない。当然、汚染水は流出してくる。

日本の原子炉は軽水炉型で、注水冷却システムというものを持っている。いわゆる軽水炉を冷やすために排水をする形になっている。これが日本の原子炉の全ての形である。

水の注入については毎時17トンである。1日24時間で約4000トンになる。これに地下水300トンが混ざり、汚染水タンクは2013年9月に約1000基となり、タンクの設置場所不足は時間の問題である。1号機格納容器のところで、1時間11シーベルトが計測されている。これは1時間で死亡する放射能でもある。

もちろん軽水とは普通の水である。この水を原子炉を冷やす冷却材にし、燃料棒をコントロールする形になる。正常な運転状況であれば冷温停止という言葉につながるが、メルトダウンを起こした状況で冷温停止というものは、専門家の中では極めて難しい点が多いと言われている。

野田政権は冷温停止状態と宣言した。2011年12月16日、民主党政権の野田総理大臣が、あの日福島原発について、冷温停止状態であると宣言したのだ。福島第一原発ははっきりとした冷温停止ではない。官僚の巧みな作文である。彼らは状態と言う言葉を使っている。通常冷温停止とは次の2つの条件を満たさなければならない。
①100度以下の温度が原子炉内で保たれる
②汚染量が年1ミリシーベルト以下

しかし、この2つのことを現段階ではクリアしていない。少なくとも年間被曝量は汚染水の問題だけで数百ミリシーベルトあり、あるいは何ミリシーベルトというホットスポットが点在しているという事実からも分かる。

◆3・11の津波の時の町長だった井戸川氏の怒り

「フクイチの山側に堀を作って地下水を原発の下を通らないようにする。あの頃から私はそう主張していたんです」と語る。2013年9月のある日、彼と酒を飲む機会があった。2011年、江戸城のように堀を山側に作り、地下水が福島原発に流れ込む前に迂回して海へ流す構想をあの日から考えていて進言をしていたという。悔しさを滲ませながら話してくれた。「遮蔽板は土木学会の強い要請なんだ」という声も聞こえてきた。とにかく2013年の秋、2年半もたって遮水壁をどうするというのか。おそらくダダ漏れの状態で2年半、毎日のように300トンの地下水は福島原発の下を流れて太平洋に流れ込んできた、と考えられる。堀を作って地下水を迂回、というのは当時からあった考え方だという。でも全く話は通じなかった。G・ヤツコ会見からすれば日本の対応は全て遅いと言わざるを得ない。被災者の人たちと話していて、いまから4~5年前にフクイチの間に川が流れていたという話をする人もいる。(現在確認中)もしそうなら原発の下を通っていた小さな川が潰されて、そのかわり地下水が流れているということは否定できない。なんでこんなところに原発を作ったのか。いまになっては遅いが、もう一度真剣に堀を作るなり、地下水が原発の下を流れないように考えることが必要だと思う。福島原発から50㎞離れたような地点でも放射能はかなり厳しい数値が出始めてきた。広い面積で高い放射能が計測されるところもある。福島県のコメの問題は大変気の毒な思いがする。しかし、消費者の中で子どもたち、孫たちを抱える人たちからの反応は残念ながら厳しいものがある。

井戸川町長は、あの日、最後の1人の住民が双葉に戻るまで、役場の前に立っていた。火の粉が、原発の壁のカスが、吹雪のように飛んできたという。「ダメか…」と心の中でつぶやき、住民の避難に走り回ったという。もちろん、役場職員たちも。

◆小出裕章氏の提言

「10万トンタンカーに乗せて汚染水を運ぶ」という提案が、小出裕章さんからされた。しかし、新潟に運ぶとしても、「津軽海峡がいちばん近いが、かなり狭い荒れた海でもある」と言われる。かなり離れた下関海峡を通って日本海側にという考えもある。しかし、瀬戸内海を通らざるを得ないことになる。かなり危険も伴う。さらに当時から東電の国有化についても、小出裕章は語っていた。国が全責任を持つということが、彼の主張であり、私は全く同感であった。傾聴に値する発言であるが、いまとなっては遅いということか。政府は「国から3兆円の金が注ぎ込まれている」と語るが、そんな金額で済むということではない。そう考えれば原子力エネルギーがエネルギー発電料として、他の石油、石炭、LPGガスに比べてはるかに安い、という議論は通じないというのは多くの専門家の最近の指摘である。「一刻も早く、フクイチの収束をすることが急務である」と小出氏は語る。2011年以来、何回かテレビで彼を見かけ、本も読んできたが、最近はほとんどテレビ出演は無い。かなりの圧力がかかっている、と言われる。東電国有化というような、まともな声が、どういうような形で東電や政府に届くのか。現状では何も進んでいない、場当たり的な対処法しかないのがいまの汚染水対策の現状である。

◆約1000基の汚染水タンクの中で約400基はフランジ形(汚染水漏れがあったもの)

「パッキンと接着剤とともにボルトで止まっているんです。高濃度の放射能汚染水では劣化するんです」という声が聞こえてきた。
「溶接せずボルトでつなぐ」
「金はかけてないんです。=東電の財務状況から」
「直径12メートルでかなりの高さでしたけど、整地が不十分。東電の現場関係者は知っていました」13年8月25日の報道にもある。それ以外にも地震や津波で移設したタンクも多い。一旦解体し、組み替えている。(8月24日日経新聞)
「緊急を要する事態でもあり、現場の混乱の中で、きちんと汚染水タンクが設定され、そして作られた」という状況ではなかった。耐用年数も3年から5年というが、2013年10月の段階ではまだ2年半である。その中であのタンクは「仮設のタンクですから」という証言がでてきた。

300トンの汚染水が漏れ出たタンクは、その後に解体して漏れ出した原因調査が行われた。東電が、10月15日に発表した結果では、気温の変化で数枚の鉄板をつなぎ合わせてつくられたタンク底の接合部が膨張・収縮を繰り返し、ゴム製パッキンが水圧で押し出されたことで、タンク底の二箇所に隙間が生じたことによるものだという。ボルト二本の緩みも発見されて、水圧の影響を受けやすかったとみられる。同種の簡易型タンクは、すでに約1000基あり、今回の事態から溶接型タンクの増設、汚染水移送を行うことになったが、それを終えるには月単位の時間がかかり、それまでの間、残された簡易型タンクで、同様の事態がいつ起きても不思議でない状況に追い込まれた。簡易型タンクについては、当初からその信頼性について問題視する向きがあったが、東電は費用と短期間に設置できることを優先したとみられる。結果、問題が現実となってしまったいま、さらに時間と費用をかけて、増え続ける汚染水に翻弄される事態に陥ってしまった。

私にとって、「仮設」と言ったら仮設住宅の言葉が浮かんでくる。「仮設」と言われて最初はピンとこなかった。「耐用年数は、これからがまさに本番を迎える時期なんですよ。」という声もあった。だから地盤沈下もあり得る。コンクリートで地面を被っただけの応急処置である。「ホースも穴が空いている」という証言もある。簡単ではないが、なんとか汚染水を止めなければならないという思いはもちろんである。

◆アルプスは万能では無い。除染装置のアルプスが鳴り物入りで採用されたが不発か⁉

「アルプス1万弱では足りない」という声が聞こえてくる。まだ十分に機能していない。海外の専門家の力を借りてでも、急いで除染装置を開発、改良する。そして汚染水タンクにつなげなければ、汚染水タンクはもう限界が来ている。「遅いが一刻も早く手を打つべきだ」という声もある。アルプスと言う言葉はALPSだが、AはAdvanced(高度な)、LはLiquid(液体の)、PはProcessing(処理)という、SはSystem(装置)の頭文字を取ったものである。早く汚染水の除染装置を考えなければならない。このアルプスは63種類の放射能中62種類の放射能を取り除く能力を持っているといわれる。取れないのはトリチウムだけである。しかしトリチウムは、防護服をつけていればある程度制御できると言われているので、このアルプスが稼働することが1番望ましい。しかしアルプスは本当に動くのか。2013年9月3日の毎日新聞では、「政府はさらなるアルプスの増強の設置を切り札としている。」というが、本当に動くかどうか定かでは無い。9月には再稼動して24時間経たない段階で止まってしまった。3基あるといわれるアルプスだが、大きな問題を含んでいる。少なくとも再稼動したアルプスは全く動かなかった。

理由は修理している段階で、鉄のハシゴを使ってタンクの底に下りていったら、その鉄と鉄がぶつかって傷ついてはいけない、と言われ、ゴム版をハシゴにつけたのを置き忘れてきたという。嘘のような馬鹿げた言い訳である。おそらく真実ではあるまい。

◆隠さず事態を明らかにしてゆこう!
―異変が生じていることは辛いが、公表することも大事である―

「子どもたちの中に甲状腺異常の問題だけではなく、明らかに有意差を持った異変が生じている」と医学関係者が話し始めた。
「血圧が高く、鼻血を流す」という子供たちが避難先に居る。実際にその映像もある。チェルノブイリを視察した人たちの中にも同じような報告がある。さらにそれ以上に、チェルノブイリは深刻な事態も生じていた。ネット上には多くの異変が記されている。もちろんそれを全て信じるものではないし、風評やデマもある。面白半分のこともあるだろう。しかし、確かにいくつかのはっきりした形で本来ありえないような現象が生じているし、東京湾でも放射能の数値の高いところがある。私が生まれ育った江戸川の金町浄水場の取水口でもかつて放射能の高い数値が出た。私はあの辺でよく遊んでいた。考えてみればその上流には群馬県があり、千葉県があり、茨城県や栃木県もある。とにかく事実を隠さず公表することがいま大切だと言われる。異変があるという琉球大学の先生の指摘もある。いろいろなところで放射能の数値はチェルノブイリの2倍という比較データもある。ベラルーシの放射能の基準は5ミリシーベルトだが日本は事故後、1ミリシーベルトを20ミリシーベルトということに引き上げた。とんでもない基準だ。この基準は専門家に言わせれば、「人体への影響はかなり高い」数値だ。今日も放射能の持つ様々の異変は各所で報告され、その数は50%を超えているとも言われている。福島の南相馬市、そしていわき、郡山、三春、等々を何度も車で移動したが、そう言われてみれば犬や猫が野生化し、野良猫となって、何匹もの子どもたちを連れて歩く姿を多く見かけた。鳥がさえずっていたが、動物はどうなる。福島の双葉町で牛を飼っていた人は、「何か月か経って戻った時、骨になっていた」と涙ぐみながら話してくれた。

◆オールジャパンだけでなく、世界の専門家へ協力要請も!

一刻も早く世界中から専門家を集めて協力お願いし、フクイチの真の安全宣言を行いたい。とにかくいまの汚染水問題を何とかしなければ、日本は前に進む事はできない。もちろん東京オリンピックどころじゃない。そのことが国民の中で少しずつ理解されてきた。
「日本だけではだめだな」という言葉が使われるようになった。原子力村の人たちだけでは何もできない。批判的だった人たちにも協力してもらい、それこそ原子力オールジャパンで日本の危機を救うしかない。東京オリンピックを見たいという気持ちは、東北を、東日本を歩いてボランティア活動している仮設住宅でよく聞かれる。「でも福島原発のことを考えると、夢はあるけど本当にその日が来るのか」と寂しそうに語る人もいる。

日本人の底力はかなりのものだ。きっと大丈夫だ。しかしフクイチの収束には、外国の多くの人たちの力を借りなければならない。東電の中にも吉田所長のDNAをもった人はかなり残っていると聞いている。みんなで立ち向かうしかない。それだけでなく関西電力や東北電力にも、色々な人たちの力を借りる。そして世界の専門家たちの知恵と技術とノウハウを提供してもらう。日本に何百人、何千人招くことになってもそれをお願いするしかない。それが日本の復興につながり、世界への信頼を取り戻す最大の方法である。フクイチの問題への取り組みがさらに大きくなれば日本の国際的信用にもつながる。東京オリンピックどころではない、いまこそ日本の底力を示す時だ。

※次章更新までしばらくお待ちください。
※当文章の一部あるいは全部をそのままあるいは改変して転用または掲載することを一切禁じます。

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